採用サイトは選考期間中にできていればいい?

2019年卒の採用スケジュールは、2018年3月1日に採用広報が解禁、2018年6月1日以降に選考となり、すでに内定式も終了しているという企業の採用担当者様も多くいるかと存じます(経団連に加盟している企業を対象)。

一方、学生の就職活動はインターンシップから始まり、マイナビやリクナビに代表される就活サイトでのプレエントリー、企業や業界研究、合同企業説明会、エントリーシートの作成、数回の面接などを経て、内定という流れになります。実質、活動期間は1年以上に及ぶことも少なくありません。そして、長きにわたる就職活動中、学生が何度も確認するのがエントリーを予定している企業の採用サイトです。

加えて、経団連は10月9日に面接などの開始時期を定めた採用選考に関する指針を2021年春採用から廃止すると発表しました。

つまり、採用サイトはシーズンによって偏りはありますが、常に最新に情報をアップデートしておく必要がある、ということになります。

学生が就職先に求めるもの

株式会社マイナビが2018年卒の学生の就職観を調査した結果、「楽しく働きたい」「個人の生活と仕事を両立させたい」の項目が1・2位となりました。特に「個人の生活と仕事を両立させたい」については、2013年卒を対象にした調査から上昇傾向にあります。

学生が就職先に求めるもの

また、行きたい会社のトップ3は「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」「安定している会社」「社風が良い会社」、逆に行きたくない会社のトップ3は「暗い雰囲気の会社」「ノルマのきつそうな会社」「休日・休暇がとれない(少ない)会社」という結果が出ました。

行きたい会社トップ3、行きたくない会社トップ3

この結果から読み取れることは、就活生は

  • 自分のやりたい仕事ができるか
  • ライフワークバランスを保てるか
  • 明るい雰囲気の職場か

などを注視していることが言えるかと思います。

学生が求めるコンテンツを掲載したサイトへ

採用サイトでも上記の疑問を解決できるようなコンテンツを用意しなくてはなりません。また、学生はまだ社会人ではありませんので、事業内容も分かりやすく丁寧に説明しなくてはせっかくの企業の魅力も伝わらなくなってしまいます。

情報を常に最新のものをアップデートし、わかりやすく学生が求めていることを表現するのは各社それぞれやり方がありマンパワーも必要となる作業ですが、効果的なアピールを学生にしていくことは、将来的に企業側にもメリットになることがあるはずです。


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