こんにちは。今日は、採用サイト制作をご検討の皆様へ、いま押さえておきたいポイントをご紹介したいと思います。

先に結論をいってしまうと、大切なのは「自社サイトをポイントを押さえて、きちんとつくること」だと考えています。

そして、自社サイトを「Googleしごと検索」と「indeed」で活用することです。

なぜそう言えるのか、「求人情報へのアクセス経路」と「実際の検索結果」を見ながら考えていきたいと思います!

求人情報へのアクセス経路

企業の求人情報へアクセスを集めるには、大きく4つの流入経路があります。簡単な特徴と一緒にみていきましょう。

1.自然検索(求人ポータルサイトの掲載情報へ誘導)
→SEOは強いが、高額な掲載料や手数料がかかる。

2.自然検索(自社サイトへ誘導)
→自社サイトをつくってしまえば、掲載料などのランニングの費用はかからない。 ただし、作っただけでは、企業名をすでに知っているユーザにしか届きにくい。

3.Googleしごと検索(Google for jobs)
→2019年1月に正式に日本でも導入された求人専用の検索結果システム。目立つ場所に表示される。

4.リスティング広告
→ポータルサイトの広告と戦う必要があるため、他分野に比べて高額だが、運用型の広告のため、正しく運用すれば、費用対効果を合わせていくことができる。

いかがでしょうか。工夫のしがいはある!というものですが・・採用担当者としては「どうすればいいの?!」と頭を抱えてしまうのではないでしょうか。

実際の検索結果に沿って、もう少し掘り下げてみてみましょう。

実際の検索結果例

リスディング広告流入(上部)
広告で希望のページへ誘導します。
求人ポータルサイトでも、1企業でも広告主として広告掲載が可能です。
今回の例では、ポータルサイトが広告主の広告ばかりですね。

自然検索(上位)
検索結果からのアクセスです。
検索結果の順位がモノをいいますが、1企業のサイトが採用サイトの分野でここに食い込むのは至難の業です。
今回の例では、求人検索サイトである、indeedが入っていますね。
(indeedの中で広告を運用することも可能で、弊社も正規代理店です。)

Googleしごと検索(Google for jobs)
検索エンジン上や、あらゆる求人媒体に公開されている求人情報を集めたGoogle独自サービスです。
「求人」や「バイト」などの求人関連のキーワードがGoogle検索されると、表示されます。
今回の例では、ハローワークや、doda、はたらいくなど求人ポータルサイトばかりですが、1企業の自社サイトも掲載の対象になります。

自然検索(中位)
検索結果からのアクセスです。
ここでも、求人ポータルサイトばかりですね。

リスディング広告流入(下部)
広告で希望のページへ誘導します。
ここでも、ポータルサイトの広告が表示されています。

 

ここまで読み進められた方は、こう思われたことでしょう。

!!!!!!求人ポータルサイトばっかり!!!!!!!

やはり求人ポータルサイトは巨大であり、SEOで上位になる条件が揃っています。だからこそ、お金をだして掲載してもらう価値があるのでしょう。

ただ、今の選択肢は、それでけではありません。

無料で、しかも目立つ「Googleしごと検索」がリリースされたからです。

順番はまちまちですが、最上部に表示されることもあります。

Googleしごと検索に広告枠はないため、この中での検索順位をコントロールすることはできませんが、90%以上のシェアを誇るGoogle検索エンジンでこんなに目立つところに表示されるならば、ぜひとも表示させたいところです!

ところが、規定のルールに則って制作されたページでなければ表示されません。(詳細は割愛しますが専門的な知識が必要になります)

これから求人サイトを作る方は、Googleしごと検索への対応を考えてみてください。

広告の活用

また、「エントリーがない」とき、ほとんどの場合、サイトへのアクセスが足りていません。せっかくの求人ページも届けたいひとに届かなければ、効果は薄いはずです。この場合は、広告でアクセスを集めることも有効です。

この意味で「indeed」の広告枠や、リスティング広告の活用も効果的です。

質の高い採用をするために

少し話は脱線しますが、自社サイトをつくることによる、アクセス数以外のメリットも無視できません。

「企業の信頼感アップ」「情報の充実」などです。

デザインも含めて、情報をしっかり掲載することで、採用のミスマッチを減らすことができます。

例えば……

「未経験OK(経験者優遇)で、かわいらしく、楽しそうなページ」では、
→ エントリー数が増え、未経験の柔らかい雰囲気の若い女性が多く面接にきた。

「厳しく過酷だけど、一緒に頑張ろう!実力つくよ」というページにすると、
→ エントリー数は減ったが、経験者の男性が面接に増えた。

採用コストだけでなく、教育コストを考えると、発信する情報や方法を改めて考える必要があるのではないでしょうか。


第一エージェンシーでは、サイトの設計から制作、広告運用を含めたさまざまなプロモーションが可能です。

是非、お気軽にお問い合わせくださいませ。